私は、小学生になる家の子供達(長女 小5と長男 小2)と、UVレジンでのアクセサリー作りを一緒によくやるのですが、今回は、その中で発生した幾つかのよくある失敗について、ご紹介したいと思います。私と同じく、子供と一緒にレジンをされている方等は、同じ失敗をされないよう(全く同じことが発生するかは分かりませんが)、ご参考にしていただければと思います。
失敗1:子供はレジンが固まるのを待ちきれずについ触ってしまう!
UVレジンということで、私は最初、レジンは太陽光を当てて固まらせれば良いものだと思っていました。ですので、子供達とレジンを型等に流し込んで作った後は、太陽光が良く当たると思ったベランダにわざわざ持って行き、そこで長時間放置して硬化を待つということをしていました。
ですが、子供達(特に小学2年生の長男)は、気が早いというか気になってしょうがないのか、まだ少ししか時間が経ってないうちから、「もう固まった?」と聞いてきては、「ちょっと見てくる!」と言ってベランダに見に行き、手でレジンを触って固まったかの確認をしてしまうのです。。しかも、その固まっていないレジン液が付いた手で、窓を開け閉めしたらしく、後日、窓を見てみると太陽光が当たってバッチリ固まったレジンを発見するということがありました。。(取るのは超大変でした。。)
対策
私は、この失敗を繰り返さないために、UVライトを購入することにしました。やはり太陽光だと、季節や天気が悪いといった場合等もあり、レジンが硬化するのにすごく時間がかかってしまいますし、あと、わざわざベランダまで持っていく際にも、手についたり落としたりと、とにかく子供が触ってしまう可能性がかなり高くなります。また、UVレジンでのアクセサリー作りでは、凝ったものを作ろうとすると、1つのアクセサリーを作る中でもこまめに何度も硬化させる必要が出てくるため、とても非効率だとも思ったからです。ということで、UVライトについて調べてみたところ、思っていたよりも安価であったため、私は、UVクリスタルランプ スイングタイプ 9wという商品を購入してみました。
スイングタイプという名前の通り、ライト部分が180度回転します。写真の様に手に持つこともでき、多様な使い方ができそうです。
実際、使ってみましたが、作業をしてそのまま動かすことなく、ライト部分をその位置まで回転させてUVライトを照射することができ、約10分程度で硬化することができました!あっさり問題解決です!!
電球はUVレジンが硬化されにくくなってきたら交換が必要とのことで、だいたい寿命は1年程度らしいです。また、交換球はだいたい600円程度ということで、まあまあのコストかなというところです。
結果
ということで、結果、問題を無事解決することができて、コストもまあ私としては許せる範囲内でしたので、UVライトを購入して非常に良かったです。私と同じように、問題だと感じておられる方は、ぜひUVライトの使用を検討されてみてはいかがでしょうか?
問題解決のために使用したもの
失敗2:レジンを着色する時の背景色には注意が必要!
子供達とシリコンモチーフを使用してチャーム作りをしていた時のことです。鼻と足先は白で、体が茶色の馬のチャームを作ることにしました。
ここまでは順調♪で、最後、背景の色は何にしよう?というところで、何気ない子供の一言「黒にしたら?」というのをそのまま受けて、ヴィトラーユのブラックを使用して着色レジンを作り、それを背景色として流し込みました。
そして、硬化させるためUVライトを照射して待つこと数分。。
その結果。。「な、なんじゃこりゃぁぁぁ!!」茶色が完全に無きものとなってしまいました。。そもそも、ヴィトラーユは透明系の絵具であり、背景色がそのまま見えてしまうため、この様な結果になったと思います。白色はそのまま見えているのは、調べてみたところヴィトラーユのホワイトとブラックだけは、オペークカラー(不透明色)だからだと思います。
対策
黒を背景色にすると、前面の色が見えなくなってしまうという失敗を受けて、今度は、ヴィトラーユのホワイトを使用して、背景色を白にすることにしました。白の画用紙に絵を描くのと同じ感覚!?ですね。
今度はどうでしょう。。
おおっ!綺麗に茶色です!!(表面の凸凹はまた別の問題ですね。。)
後は、ヤスリがけしたりつや出しニスを塗ったりして、綺麗に茶色の馬のチャームを作ることができました!
結果
ということで、レジンを着色する時は、背景色は無難に白色にすることで、思っている色がそのまま出るようです。それ以外の色を背景色にする際は、色の混ぜ合わせ等の知識が必要と思いますので注意が必要です。
問題解決のために使用したもの
最後に
今回、子供と一緒にレジンでのアクセサリー作りをしている中で発生した、2つの失敗についてご紹介しました。私がレジン初心者というところもあり、また、子供にもまだやらせるには早い?といったところもあるのかもしれませんが、もう同じ失敗は繰り返さないように思います。ということで、この知識が、他の方の手助けとなれば幸いです。