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アクアリウム初心者が60cm規格水槽で海水魚&サンゴ水槽を立ち上げる

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このストレス社会。。魚に癒しを求めて何が悪いっ!!ということで!?アクアリウム初心者の私が、以前から興味を持っていた海水魚&サンゴの飼育をすべく、60cm規格水槽を用いて海水水槽の立ち上げを行っていきたいと思います。

方針

  1. 魚はたくさん飼わなくて良い
  2. どちらかというとサンゴを飼いたい
  3. なるべく掃除や水替えはしたくない
  4. なるべく費用は抑えたい

購入した設備

  • 水槽用マット
  • 水槽(60cm規格)
  • プロテインスキマー
  • 水槽バックスクリーン
  • 人工海水
  • カルキ抜き
  • 比重計
  • 底砂(サンゴ砂)
  • 水中ヒーター
  • 水温計
  • 照明
  • 水流ポンプ
  • ライブロック
ポイント1
  • 通常ろ過ではなく、ベルリンシステム式ろ過を行います。

通常ろ過では、魚のフンやエサの食べ残し等から発生する有害物質を、生物ろ過により、魚にとってほとんど無害な硝酸塩へと分解します。しかし、この硝酸塩はサンゴにとっては有害な物質となってしまうため、通常ろ過は(積極的には)行わず、プロテインスキマーを用いて、これらの有害物質を水槽外部へと除去する(物理ろ過)ベルリンシステム式ろ過を行います。方針1,2に記した通り、今回、魚はあまり多く飼育しないため(5~6匹程度に抑える)、外部フィルター等は購入せず、なるべく性能の良いプロテインスキマーを購入することにしました。また、プロテインスキマーで除去しきれないところは、底に敷いたサンゴ砂とライブロック(こちらもなるべく状態の良いもの)にてろ過バクテリアを発生させ、消極的に生物ろ過を行いカバーします。

ポイント2
  • 水質の安定や掃除の頻度、金銭面等を考慮し60cm規格水槽を選択します。

海水魚は淡水魚に比べて水質に変化の起きにくい海で暮らしていますので、なるべく水量は多めにして水質を安定させやすくします。また、水質が安定する、つまり水が汚れにくくなるということは、掃除や水替えの頻度も少なくすることができます。では、単純に水槽を大きくすれば良いかというと、大きくするとそれだけ設置場所も大きくとる必要が出てきますし、設備費用も比例して膨れ上がっていきます。今回、その辺りを考慮しつつバランスを取って、初心者では一番扱い安いと思う60cm規格水槽を選択しました。

設備の設置

では、購入した設備を順番にご紹介しつつ、設置していきます。

水槽用マット

水槽用マットは、プレコ セフティマット 600用(600×300)という商品を購入しました。今回、私は家のリビングにあるカウンターに水槽を設置しようと考えており、やはり何かと傷が付いてしまうものなので、60cm規格水槽のサイズに合うものを選んで購入しました。分厚さは薄すぎず、サイズもピッタリでした。

 

水槽

水槽は、60cm規格水槽ということで、ニッソー Newスティングレー NS-106という商品を購入しました。前面は90度曲げガラスで、水槽内を美しく観賞することができます。ガラス蓋は付いていなかったので、別途購入する必要がありました。

 

 

プロテインスキマー

プロテインスキマーは、カミハタ 海道達磨という商品を購入しました。価格は2万円近くするのですが、ベルリンシステム式ろ過の要となるものなので、水槽の縁に簡単に設置できるタイプのもので、なるべく性能の良いこちらの商品を選択しました。商品の箱にも記載があるように、ベルリンシステムだとこの商品1台で、150L以下まで対応できるということで、60cm規格水槽(約56L)であればいかんなく性能を発揮してくれそうです。

早速、60cm規格水槽に取り付けてみると、この様にまずまずのサイズです。

外掛け設置可能な縁の厚さは5~50mmということで、余裕で設置ができました。

前面についている2つのネジ穴から丁度良い方を選んで、しっかりネジで固定します。

 

 

水槽バックスクリーン

水槽バックスクリーンは青色のものを貼り付けました。

 

 

人工海水

人工海水は、テトラ (Tetra) マリンソルトプロ 100L用を購入しました。

 

 

カルキ抜き

カルキ抜きは、テトラ (Tetra) コントラコロライン プラス 500mlを購入しました。

 

 

比重計

比重計は、カミハタ ディープシックスを購入しました。

今回、水槽立ち上げということで、まだ生体がいないため、水槽を設置した後、直接水槽内で人工海水を作りました。実際やってみて、マリンソルトはそう簡単に水に溶ける訳でもなく、ある程度かき混ぜないといけないため、今後は、バケツ等を用意して、そこで人工海水を作る必要があります(当たり前ですね。。)。今回、購入したマリンソルトにはカルキ抜きの成分は入っていないため、カルキ抜きも入れて混ぜ合わせた後、比重計で濃度を測定していきます。飼育していくと海水は徐々に蒸発していき濃度が上がっていくため、若干低めに調整して作成しました。

 

 

底砂(サンゴ砂)

底砂は、コーラルサンド 細目3番 2kgを購入しました。

60cm規格水槽では、底砂は4~8kgと記載されていたので、3袋購入しましたが、実際に敷いてみて、あまり底砂を厚くすると病原菌の温床にもなりやすいということで4kg敷いて1袋あまってしまいました。。5kgの商品で良かったかもです。

 

 

水中ヒーター

水中ヒーターは、ニッソー NEWプロテクト ICオート200W NHA-067という商品を購入しました。この商品はダイアルで温度を調節できるので、温度固定のものより柔軟に対応が可能です。

 

 

水温計

水温計は、昔ながらのアナログ式の安価なものを購入しました。

 

 

照明

照明は、ゼンスイ LED PLUS 60cm シャイニングブルーという商品を購入しました。私はサンゴを飼育したいと思っていますので、性能とコストパフォーマンスの良い商品を探していたところ、この商品にいきつきました。初心者でもあるので、まずはこの商品でスタートしたいと思っています。

 

 

水流ポンプ

水流ポンプは、ナプコ ネワウェーブS 水流ポンプ NWA-1000S (60Hz)という商品を購入しました。箱に記述の通り、60cm規格水槽(約56L)では、1000Sということで、こちらを選択しました。(注:60Hzは関西用です!)水流は、サンゴを飼育するために必要ですが、水を綺麗に保つ(淀みなく回す)ためにも必要ということで購入しました。

いろいろ調べましたが、ろ過機のある水の排水や給水口がある側に上向きで設置すると水槽内を上手く一周する形で水が流れるように思います。

 

ここまでで、設備の設置は完了です。ここで、実際に各機器の電源をONにし、動作に問題が無いかを確認します。

問題が無いようであれば、ここで初めてライブロックを購入することができます。それを水槽に設置し、2週間から1か月程経過させて、水質が安定するのを待ちます。今回、ライブロックは、Sグレードのものを5kg程購入しました。

 

そして、2週間から1か月程経過した後、ようやく待ちに待った生体の購入です!(*^▽^*)

まずは、最初から飼うと決めていたニモことカクレクマノミです。

やっぱり可愛いですねぇ~!!癒されます~。(*´▽`*)

こちらは、ハタタテハゼ。とっても特徴があって綺麗で可愛いです。

デバスズメダイ。丈夫で青くて綺麗なのと性格は温厚ということです。

マンジュウイシモチとプテラポゴン・カウデルニィ。いつも漂っています。(*´Д`)

キャメルシュリンプ。普段は隠れていてあんまり表には出てきてくれません。。( ;∀;)

あと、コケ取り生体として、ヤエヤマギンポも購入。本当によくコケを食べてくれます!

シッタカ貝。って名前だったかな。。あまりコケを取ってくれないような。。

マガキガイ。ちょっと怖いです。。(*´Д`)

あと、念願のサンゴも購入しましたよ~。こちらはスターポリプ。蛍光グリーンのポリプが水に揺れる姿がとても美しいです。

こちらは、ウミキノコ。ようやくポリプを出し始めてくれました!

 

最後に

海水水槽ってなんか難しいイメージがありましたが、水槽立ち上げから3か月程経った現在、無事に魚やサンゴ達は元気に暮らしております。いろいろと初期費用はかかってしまいましたが、魚やサンゴ達はとても可愛くて癒されており、とても満足しております。今後は、もっと飼育が難しいと言われるサンゴにもチャレンジして、徐々に数を増やしていければいいなぁと思っております。これを読んで興味を持たれた方は、ここに書いた内容を参考に(なるかわかりませんが)、ぜひチャレンジされてみてはいかがでしょうか。

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